式部日記

多趣味人間の雑記。

LIVE | 宇多田ヒカルSCIENCE FICTION TOUR2024 0713福岡

ごきげんよう、式部です。

先日7月13日福岡マリンメッセにて、宇多田ヒカルSCIENCE FICTION TOUR2024に参加したので、今回はその感想です。

 

※曲のネタバレを含んでいるので、気になる方はご遠慮下さい。

 

www.utadahikaru.jp

 

感想に入る前に、私と宇多田ヒカルとの出会いについて簡単に語らせて下さい。

幼稚園生くらいの頃、テレビに映る宇多田ヒカルのMVを見て、格好良いと感じたがきっかけでした。

SFアニメの好きだった私は空飛ぶバイクに乗ったり、PINOロボットがでてくるMVが、とにかく自分の好きなものとマッチしていてとにかく憧れでした。

当時幼かったので、テレビにでてくる歌手の見分けがつかなく、「歌手=宇多田ヒカル」くらいの認識でした。

幼き頃の私の夢は、ずっと「宇多田ヒカルになること」でした。

(※歌手という職業の認識がなかったので、笑)

 

youtu.be

 

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感想

シンプルイズベスト、ミニマルな光と音で始まり、一機に緊張感と期待感が高まる演出でした。

そこから1曲目「time will tell」で、溢れる多幸感。

個人的には今回のセットリストに含まれているとは思ってなかった曲なので、驚きました。最新曲の「何色でもない花」が1曲目かなぁと予想していたので、良い意味で予想に反したオープニングでした。

 

前半戦は、昔の曲が多く古参ファンはきっと懐かしかったのではないでしょうか?

前半は緊張していたのか、機械の調子が悪かったのか?テンポやピッチが若干甘い部分もありましたが、逆に宇多田ヒカルもちゃんと人間だったんだという安心感もありました。笑

(そもそもの歌唱力が人並みではないので、多少ピッチがずれても上手いなぁという印象でした。あとやっぱり宇多田ヒカルの曲って音程難しいんよ、、)

 

5曲目、「光(Re-Recording)」は本当に神秘的でスモークの演出も素敵でした。

アルバムで聴いた時から、儀式的な美しさのあるアレンジだなぁと感じ、結婚式入場で絶対に使いたいと思っていました。

色で例えると、オリジナル版は黄色、Re-Recording版は濃い紫(青+赤)のイメージでした。

今回のライブの演出では赤いライトを使用したので、ドラムの音も相まって、新しい生命の誕生を思わせる美しさでした。

 

7曲目の「DISTANCE」は、まさかのm-flo remix verで会場がおしゃれなダンスフロアーの雰囲気に、、。バックバンドのアレンジも超お洒落でした。

特にピアノの間奏がお洒落すぎました。

続く、「teaveling(Re-Recording)」もお洒落すぎて、テンションMAXでした。ノリノリでセンターステージにでてきたヒッキーとても可愛かったです。

 

9曲目の「First Love」で一気にしっとりとした雰囲気に、

バラードになると、歌唱力と歌声の良さで鳥肌がすごかったです。

高音の部分もスッと染み込んできました。

耳が心地よすぎた、

 

続く「Beautifl World」では、実は宇多田ヒカルエヴァに出演していたのでは?碇ユイなのでは?と思うほど、曲の良さと宇多田ヒカルがリアルな世界に存在する事のギャップで不思議な気分でした。

 

12曲目「ぼくはくま」可愛すぎ!!!

申し訳ないけど、他の曲に比べ思い入れの少ない曲。

今回のセットリストに含まれているとも予想していなかったので、イントロ流れた瞬間驚きました。

その前に演奏した「COLORS」が格好良かったから、余計に差が凄くて、、

一気にほんわかしたムードが漂い癒されました。

(ただ、この流れで「パクチーの唄」きたらどうしよう?と一瞬悩みました。)

 

14曲目の「Kiss&Cry」はバックバンドのカッコよさが際立っていたし、

例の"リストカット"聴けて「例のやつだ!!」とテンションあがりました。

上位で好きな曲だけど、これも今回演奏するとは思っていなかった為純粋に嬉しかったです。

やっぱりこの曲お洒落だよなぁ~~

 

15曲目の「誰かの願いが叶うころ」は、鳥肌が立つほど感動しました。

もともと歌詞やメロディーが美しいのは勿論のこと、

とにかく歌声が素晴らしくて、聴き入ってしまいました。

会場には、圧倒されて棒立ち状態になっている人多々いましたね、笑

私もその1人です。

 

ここで映像タイムに入り、くまちゃんイラストによる可愛い映像が流れました。

 

衣装替えがあり、後半戦は最近の曲多めの構成でした。

 

後半戦1曲目の「BADモード」は衣装の雰囲気にも合っていて、「BADモード」というタイトルの曲なのに多幸感が溢れていました。

「BADモード」のMVは赤い照明の美しいお洒落な映像でしたが、今回のLIVEでは虹色って雰囲気でした。

 

18曲目の「花束を君に」の前のMCで、「みんなでお祝いという意味を込めて歌いたい」と話し、柔らかな雰囲気ではじまりました。

 

19曲目の「何色でもない花」は、とにかく静かな演奏と淡々と続くメロディーが美しく、シンプルな演奏だからこそ歌声の良さが染みわたってきました。

CDだけでは感じることのできなかった音や歌声の揺らぎを感じ、シンプルだけど故に難しい曲というのをより実感しました。

 

20曲目の「One Last Kiss」では冒頭の歌詞が、LIVE中の観客にとっての宇多田ヒカル追体験しているようで感動しました。

「あなただけのモナ・リザ、もうとっくに出会ってたから」という歌詞が、今まさに、宇多田ヒカルが観客にとってのモナ・リザで、ミューズなのだ。と感じたし、

「忘れたくない人」という歌詞も今日のLIVEのことを生涯忘れたくないと強く感じさせられました。

 

21曲目の「君の夢中」では、セットも相まってどこか神秘の森の中をあるいているかのような雰囲気でした。バスドラムの音も神秘的で、

曲終わりにフラっと手を振っていなくなってしまった宇多田ヒカルが、やっぱり幻の存在なのではないかと感じてしまいました。

 

美しい緑のライトのままご本人が退場してしまい、すぐアンコールを求める拍手が会場に響き渡りました。

 

暫くして、バンドメンバー、ご本人のご登場。

 

アンコールは2曲。

アンコール1曲目は、アルバム最新曲「Electricity」

この曲めちゃくちゃ聴きたかった曲だったので嬉しかった。

本当に歌詞が良い。

私はスピリチュアルとかよく分からないけど、「自身が実は違う宇宙からこの地球にやってきたのではないか?」と妄想する事があるので、自身の心情とシンクロしやすい曲なので勝手に心躍ってました。

 

恒例のバンドメンバーの紹介があり、

LIVE最後の曲は、デビュー曲「Automatic」。

これぞ宇多田ヒカルだ、衝撃のデビュー曲だ、今日のLIVEに立ち会えてよかった、という喜びとグルーヴに包まれました。

バックバンドのアレンジも最高にかっこよく、宇多田ヒカル独特のフェイクと「It' Automatic」というフレーズで会場の一体感が最高になったまま終了。

 

全体を通して

今回のLIVEは、女神様に会ったかのような体験でした。

1曲1曲に本当に思い入れがあり、キラキラ輝いて見えました。

長年宇多田ヒカルに憧れて、やっと参加できたLIVE。

貴重な25周年記念に立ち会えて本当に幸せでした。

 

※結構急ぎで書いたので、殴り書き気味ですがとりあえずの感想です。

 

 

 

それでは、、