式部日記

多趣味人間の雑記。

ドラマ・映画感想 | 『恋する惑星』

ごきげんよう、式部です。

先日映画『恋する惑星』を観たので、今回はその感想です。

ネタバレを含んでいる為、気になる方はここでUターンして下さい。

 

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概要

原題:重慶森林

1994年公開、監督ウォン・カーウァイによる香港映画。

舞台は香港の九龍、尖沙咀にある雑居ビル・重慶大厦。

この映画がアメリカの映画製作者クエンティン・タランティーノに評価され、アメリカでの配給権を獲得した。

 

キャスト・スタッフ

警察663号(店主は633と呼ぶ):トニー・レオン

フェイ:フェイ・ウォン

謎の金髪女性:ブリジット・リン

モウ:金城 武

スチュワーデス:チャウ・カーリン

 

監督・脚本:ウォン・カーウァイ

製作:ジェフ・ラウ

製作総指揮:チャン・イーチェン

美術:ウィリアム・チャン、アルフレッド・ヤウ

編集:ウィリアム・チャン

   カイ・キットウァイ

   クォン・チリョン

撮影:クリストファー・ドイル

   アンドリュー・ラウ

音楽:フランキー・チェン

   ロエル・A・ガルシア

   マイケル・ガラッソ

 

感想

2部構成になっており、どちらも”期限”がテーマであったように思う。

1部では、”愛の賞味期限切れ”。

2部では、”期限の延長”。

1部で出てきた賞味期限というイメージが、2部では搭乗日という未来のイメージになるのもおしゃれです。

 

キャストで印象に残ったのは、1部でモウを演じた金城武さん。

本編中にいくつかの言語を使いこなしているのが印象的でした。

物語の舞台である香港は広東語が広く使用されていますが、

1部で出てきた金髪の女性に話しかける際北京語に変えたのも、

香港映画ならではだなぁと感じました。

 

又、ウォン・カーウァイ監督の別作品『天使の涙』は、

本来『恋する惑星』の一部として考えられたストーリーらしく、

そちらとの繋がりも気になるところです。

 

それでは、、