ごきげんよう、式部です。
最近涙腺が弱すぎて、映画や長編物を観れていなかったのですが、
久しぶりに映画尺のドラマ観ました。(でもやっぱり泣いた)
今回観たのはアマプラのCMで流れてて気になった「メタモルフォーゼの縁側」。
ざっくりとですが、感想など書いていきます。
※一部ネタバレを含む為、気になる方はご遠慮下さい。
あらすじ
BL漫画を通じて、17歳の女子高生佐山うららと夫に先立たれ一人暮らしをする75歳のお婆ちゃん市野井雪が友達になる話。
漫画を描いた事すらない、只の読者だった二人は、創作漫画の即売会「コミティア」への出展という挑戦に挑む。
キャスト・スタッフ
監督:狩山俊輔
脚本:岡田惠和
音楽:T字路s
原作漫画:鶴谷香央理『メタモルフォーゼの縁側』
佐山うらら:芦田愛菜
市野井雪:宮本信子
河村紡:高橋恭平(なにわ男子)
コメダ優 : 古川琴音
橋本英莉 : 汐谷友希
佐山美香 : 伊東妙子(T字路s)
花江 : 生田智子
沼田 : 光石研
感想
高校生のうららとお婆ちゃんの雪がBL漫画という趣味を通じて仲良くなっていく様に、ほっこりとあたたかい気持ちになりました。
又、宮本信子さん演じる雪がとてもお上品で純粋なお婆ちゃんで、こんなお婆ちゃん素敵だなぁと感じさせてくれました。
個人的に1番良いなぁと感じたのは、うららがクラスの中心的存在である英莉に対して、嫉妬心のようなものを感じ、突き放してしまうシーンです。
元々BL漫画が好きだったがそれを隠しているうららに対し、
後からBL漫画に興味を持ち、クラスメイトとその話題で盛り上がる事のできる英莉。
特に夢もなく、進路志望表をいつまでも出せないうららに対し、
留学がしたいという夢を持ち、それを周囲から応援される英莉。
うららには、同じ趣味でも自分とは違う英莉が眩しく、羨ましく感じ、
書店で会った際、少し突き放す様な言い方をしたのだろうなぁと心が痛くなりました。
そして、うらら自身もそんな自分を卑下しており、
ネガティブ人間の私には刺さりました。
だからこそ、雪さんに「描かないの?」と話しをされた時や
漫画制作に打ち込んでいる時は、苦しくても少しだけ希望を見いだせたのではないか?と思います。
更に、うららの描いた漫画も優しく希望に溢れた内容で、
拙いながらも、個人的にはとても好きな作品でした。
同じ趣味の人と出会うって結構難しいですし、特にBLなどマイナーな趣味は余計難しいと思います。
(今は大分BL自体メジャーだと思いますが、その中でも派閥?があったり、
うららのように自身の性格的に中々打ち明けられなかったり、、)
うららと雪の様な年齢や環境関係なく、フラットに同じ趣味の友達として付き合えるのは、とても羨ましいし、いつまでも仲良い2人でいて欲しいです。
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久しぶりに長尺もの観れて良かったです。
皆様のお勧めの映画なども是非教えて下さいね、
それでは、、