式部日記

多趣味人間の雑記。

読書感想 | 手塚治虫『ブッダ』

ごきげんよう、式部です。

先日、手塚治虫の漫画『ブッダ』を一機読みしたので、今回は簡単な感想を書いていきます。

 

ネタバレを含む可能性があるので、気になる方はここで閉じて下さい。

 

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概要

出版社:潮出版社

連載:1972年~1983年『希望の友』(後に『少年ワールド』→『コミックトム』)

 

あらすじ

※chatGPTによるあらすじ

 

感想

歴史漫画でありながら、手塚治虫や時代独特のコミカルな雰囲気もあり、

読み易いと感じました。

仏教独特の「煩悩を捨てる」「自然との調和」といった思想を、

ブッダやその周りのキャラクターを通じて描かれており、

思想というよりも一人の人生を眺めているようでした。

 

私個人としてブッダに共感できるか?は微妙な点でした。

というのも、妻子を捨て出家し、子供にラーフラ(妨げ)といった名前を付けるのは、

大儀の為とは言え、いささか自分勝手すぎないか?と疑問を持ってしまいました。

 

更に自分の人生を振り返った時に、

欲があったからこそ成長できた点も少なからずある気がします。

”欲”や”負の感情”もプラスのエネルギーに変える事で、

良い結果を引き寄せる事ができるというのが私の思想の1つです。

 

従って、”無欲”的な仏教観と自分の生き方は少し異なるのかなぁと思いました。

今回『ブッダ』を通じて、やんわりと仏教の思想を知れた事で、

以前よりも少し賢くなったような気がします。笑

 

それでは、、