ごきげんよう、式部です。
先日映画「月世界旅行」を鑑賞したので、今回はその感想です。
ネタバレを含んでいる為、気になる方はここでリターンしてください。
概要
原題:Le Voyage dans la Lune
1902年に公開されたフランスのサイレント映画。
通常のモノクロ版とは別に存在した手彩色のカラー版プリントが1993年に損傷の激しい状態で発見。その後、2011年に完全に復元。
キャスト・スタッフ
製作当時クレジットタイトルをつける観光が無かった為、出演者は匿名となっている。
現在分かっているキャストは資料などから抽出。
バルペンフィリ教授:ジョルジュ・メリエス
ポイベ(三日月に乗った女性):ブルエット・ベルノン
海兵隊の将校:フランソワ・ラルマン
ロケット発射の大尉:アンリ・ドラノワ
パレードの隊長:ジュール=ウジェーヌ・ルグリ
天文学者たち:ヴィクトル・アンドレ、デルピエール、ファルジョー、ケルム、
ブルネ
監督:ジョルジュ・メリエス
脚本:ジョルジュ・メリエス
原作:ジュール・ヴェルヌ『月世界旅行』『月世界へ行く』その他
製作:ジョルジュ・メリエス
撮影:テオフィル・ミショー
ルシアン・タングイ
感想
約14分の中に壮大な音楽とシュールさを感じる映画でした。
顔のある月やバッタのような見た目をした地球外生命体、あまりにも粗末な作りのロケット、
人類が初めて月面着陸したのが1969年という歴史から考えると、当時まだ月は未知の多い場所であったのだな、としみじみとした。
ところで、宇宙人の歴史ってどれくらいなのだろう?
ホモ・サピエンスは40万~25万ねん前に現れたと考えているが、
いつから人間は地球外の生命体を想像し始めたのだろうか?
日本にフォーカスすると現存する日本最古の物語『竹取物語』で、かぐや姫が月の者である故、平安前期には月に宇宙人のようなものが存在すると考えられていたのではないだろうか?
(勿論、『竹取物語』はフィクションであるが、、)
いつかリアルな宇宙人に会ってみたいものです。。
それでは、、