映画・ドラマ感想 | 「オペラ座の怪人」
ごきげんよう、式部です。
先日映画「オペラ座の怪人」を鑑賞したので、今回はその感想です。
ネタバレを含んでいる為、気になる方はここでリターンして下さい。
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概要
ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を基に、ルパート・ジュリアンが監督を担当。
度々舞台化、映画化されている作品であり、1986年に公演されたミュージカル版の音楽「The Phantom of the Opera」で有名。
作詞:チャールズ・ハート、リチャード・スティルゴー(補作)
キャスト・スタッフ
クリスティーヌ・ダーエ:メアリー・フィルビン
ウル・シャニュイ子爵:ノーマン・ケリー
ルドゥ:アーサー・エドマンド・ケアウィ
シモン・ブケー:ギブソン・ゴウランド
フィリップ・シャニュイ伯爵:ジョン・セント・ポリス
カルロッタ母:ヴァージニア・ピアソン
カルロッタ:メアリー・ファビアン
監督:ルパート・ジュリアン
アーネスト・レムリ
製作:アーネスト・レムリ
音楽:グスタフ・ハインリヒ
撮影:ミルトン・ブライデンベッガー
ヴァージル・ミラー
ギルモア・ウォーカー
チャールズ・ヴァン・エンガー
編集:エドワード・カーティス
モーリス・パイヴァー
ギルモア・ウォーカー
ロイス・ウェバー
特殊メイクについて
主演のロン・チェイニー自らがメイクを担当。
チェイニーは他作品でも自らメイクを施し演じたものが多い。
『ノートルダムのむせし男』のカジモド
『殴られる彼奴』のポール
高いメイクアップの技術と演技力により「千の顔を持つ男」の異名を持ち、その生涯が映画化される。
感想
ストーリーは知っていたので、特にストーリー上の大きな驚きなどはありませんでした。
ただ、やっぱりロン・チェイニーの演技力、メイクの技術の高さには驚きました。これによって作品のクォリティーが底上げされていると言っても過言ではありません。
前回『ノートルダムのむせし男』でみた背中の丸まった小汚いカジモドと、今回の皆から恐れられるパワーを持つ怪人では同じ虐げられている役でも全く違って見えます。
怪人の方は、どこか堂々としていて、自らその怪人を演じているような部分もありました。
勿論カジモドと怪人では、背景や外見が全く異なりますが、その細かな違いを明確に解釈し、演技に落とし込んでいるような気がしました。
彼の演じる他の役ももっと観てみたくなりました。
それでは、