式部日記

多趣味人間の雑記。

簿記3級メモ | 1-2:簿記の基礎

ごきげんよう、式部です。

今回は簿記3級勉強メモ3回目です。

 

 

1-2:仕訳と転記

1:仕訳と転記

取引が発生したら仕訳帳という帳簿に仕訳をし、

その後総勘定元帳という帳簿に転記をする。

 

2:仕訳の仕方

1:5要素を選択する。

2:それぞれの要素が増えたか、減ったかを考える。

(財務諸表の左右と揃えて記載をする。)

3:適切な科目を選択する。

 

①資産

増加左、減少右で記載。

 

例1)商品100円を売り上げ、代金は現金で受け取った。(資産の増加)

   (現金) 100 (売上) 100

 

例2)広告宣伝費100円を現金で支払った。(資産の減少)

   (広告宣伝費)100 (現金)100

 

②負債

増加右、減少左で記載。

 

例1)銀行から現金100円を借り入れた。(負債の増加)

   (現金)100 (借入金)100

 

例2)借入金100円を現金で返済した。(負債の減少)

   (借入金)100 (現金)100

 

③資本

増加右、減少左で記載。

 

例)株式を発行し、100円が普通預金口座に振り込まれた。(資本の増加)

   (普通預金)100 (資本金)100

 

④収益

増加右、減少左で記載。

 

例)商品100円を売り上げ、代金は現金で受け取った。(収益の増加)

   (現金)100  (売上)100

 

⑤費用

増加左、減少右で記載。

 

例)広告100円を現金で支払った。

  (広告宣伝費)100 (現金)100

 

3:仕訳のルール

1:借方の合計金額と貸方の合計金額は必ず一致する。

2:勘定科目の順番に決まりはない。

 

例)  

(仕入)100  (現金)40

       (買掛金)60

 

上記の場合、借方と貸方の合計金額はどちらも100で一致。

又、(現金)と(買掛金)の上下が入れ替わっても意味は同じ。

 

4:転記とは

取引を仕訳したら、勘定口座に記入する。=転記

勘定口座:勘定科目ごとに金額を集計する表。

現金勘定、売上勘定など各勘定口座をまとめた帳簿を総勘定元帳と言う。

 

5:転記の仕方

仕訳の際に左に記入されたものは左、右に記入されたものは右に記入し、

一緒に日付を記入する。

但し、仕訳の項目は相手科目を記入する。

 

例)銀行から現金100円を借り入れた。

 

仕訳

4/1 (現金)100  (借入金)100

 

総勘定元帳

現金勘定口座

4/1  (借入金)100

 

借入金勘定口座

          4/1 (現金)100

 

さいごに、

これで簿記の基礎のキャプチャーは終わりました。

次は商品売買について学んでいきます。

 

それでは、、