ごきげんよう、式部です。
先日エスパス・ルイ・ヴィトン東京にてケリス・ウィン・エヴァンス 「L>espace)(...」を鑑賞したので、今回はその感想です。
www.espacelouisvuittontokyo.com
ケリス・ウィン・エヴァンスとは
ウェールズ生まれのアーティスト。
短編映画の制作や光・音・ヴィデオを用いた空間演出などを行う。
今回の展示について
広々とした空間にぽつぽつと展示されたネオンやシャンデリア。
ネオンでできた文字にはそれぞれ
little you know the subtle electric fire that plays within me,for you...
(君は知らない、あなたを想い、私の中で弾けるかすかな電気の火花を...)
...in which something happens all over again for the very first time
(何かがまさに初めて一から再び起こるなかで...)
と書かれている。
手前のシャンデリアはモニターに表示されたモールス信号により、
点滅をするようになっており、モールス信号の内容は手紙になっている。
手紙の内容は展示にあるQRコードから読む事ができる。
奥の方にある20本のパイプでできたシャンデリアからは音が出るようになっています。
パイプはガラス管のフルートで構成されており、送風機から送られる風によって、
ほのかに音が聞こえるようになっている。
(私は最初気付かず「この部屋変な音するぞ」と思い心配しました。笑)
奥にある松の木は非常にゆっくりと回転するターンテーブルになっており、
静かな時間を与えてくれます。
展示の様子
ケリス・ウィン・エヴァンス
— 式部、 (@SHiKiBU_sp) 2023年7月28日
at エスパス ルイ・ヴィトン東京 pic.twitter.com/6jLZy7hcw5
感想
個人的に好きだったのはゆ~っくりと回転する松の木。
日本舞踊や雅楽なども動きがゆっくりですよね、
松という日本文化と所縁のある植物に対する解釈が良いなぁと感じました。
石庭などにぽつんと置いててほしい、、
ぽつぽつと設置された展示の配置が美しく、1つ1つの作品というより、
空間全体として楽しむ事ができます。
行った展示はインスタハイライトにまとめてます。
良かったら覗いてみて下さい。↓
それでは、、