ごきげんよう、式部です。
先日7月27日にオープンしたマイナビアートスクエアにて、「Happy Birthday」展を鑑賞したので、今回はその感想です。
今回の展示について
これからの展示空間の在り方と可能性を考察をテーマに、
キュレイトリアル・コレクティブHB.とインストーラーTRNKのコラボレーション展示。
空間や什器デザインという側面を中心に、展示、提案している。
展示の様子
「Happy Birthday」
— 式部、 (@SHiKiBU_sp) 2023年7月28日
at MYNAVI ART SQUARE pic.twitter.com/Yn0jLTWejX
— 式部、 (@SHiKiBU_sp) 2023年7月28日
感想
探し物をしているようで楽しい展示。
私たちは「展示室=白」のイメージが定着し、
作品には注目しても「展示室」に注目する事はなかなかありません。
まるでインテリアを見るように、
そしてアーティスト・鑑賞者双方の目線で、
ライトや窓からの光の入り方、壁の質感、高さ・幅、動線などをじっくり観る機会はあまりないのではでしょうか?
今回の展示では「ここに作品」という文字以外に「ここで時間を見る」や
「ここで眼をつむる」など、一見鑑賞と関係なく思える文も書かれています。
これは、展示室に作品を観るだけの場所ではなく、
時間や視覚以外の五感を使って感じて空間全体として楽しんでほしいという願いではないか?と感じました。
展示は空間「展示室」があってはじめて成立します。
作品と同時に展示室のこともじっくり観察し、
展示室がいかに作品を美しく見せているかも考えていきたいですね。
行った展示はインスタハイライトにまとめてます。
良かったら覗いてみてください。
それでは、、