ごきげんよう、式部です。
今回は個人的な考え事を書いていきます。
個人的な意見が多めになるので、あたたかい目で見て下さい。
私の趣味
私の趣味の1つは様々な展示や美術館を巡る事。
幼い頃から絵画が好きで、特にサルバドール・ダリの絵をきっかけに美術や絵画にハマりました。
ダリに出会ったのは小学3・4年生頃。
写実的技法を用いながら、どこかスピリチュアルで、
写真では表現できない事をやっていると衝撃でした。
それから、更なる衝撃を求めて、
様々なアーティストや作品を鑑賞する事が私の趣味になりました。
今では暇さえあれば都内の展示情報をチェックし、
脚を運ぶようにしています。
そんな私の展示に行く理由・意味って何だろう?とふと思ったので、
少し考えてみました。
1:好きだから
1番の理由はやっぱり好きだから、、究極この理由しかないです。
しかし、美術・芸術と一言で言っても、
音楽の様にジャンルや時代・政治色んな要素が絡んでいます。
展示に行く事はそれらを読み解くきっかけになります。
2:色んな表現に触れる事で自分のやりたい事を探している。
私は展示を観る事も好きですが、自身で作品を作る事も好きです。
展示や日常生活で感じる事はインプット、作品作りはアウトプット。
インプットがなければアウトプットは生まれません。
又、「ビートルズ以降新しいコード進行はほぼでていない」と言う様に、
どんな分野においても過去に既出している情報や技法は沢山あります。
既出作品を知る事で被りを避けたり、学ぶ事で自身のテクニック上達に繋がります。
更に、様々な作品に触れる事で自分の好き嫌いがはっきりしてきます。
私の場合、ダリやマグリット、キリコなどが好きで、
しかし、ミロの展示作品を実際に観た時に今まで私が抱いていたイメージが変わりました。
展示を観る前は「伝える努力の足りない絵だなぁ」や「正直上手と思えない」といった負のイメージを抱いていました。
展示に行った事で「ミロの絵で重要なのはメッセージではなく、リズムなのではないか?」と気付き少しイメージが変わりました。
又、ミロの絵のどんな点が苦手だったのかも気付けました。
この経験から、苦手な作品からも学ぶ所や気付きがあり、
苦手を明確化する事ができるとわかり、沢山観る事は自身を知るきっかけになると知りました。
3:わからないものをそのままにしない
これは2つ目の理由にも少し似ていますが、よりマインドの問題です。
わからないものを「わからないからいいや」と突き放す事は簡単です。
先ず、自分の目で観て、感じて、
それでも分からない部分は考える、寄り添う、余白として楽しむ。
これは人間でも同じだと思うのです。
私たち人間同士、完全にお互いを理解しあう事などできません。
相手を完全に理解したつもりでいるのも傲慢な気がします。
自ら少し歩み寄って、寄り添ってみる、
お互いの違いを認め、楽しむ事で良い人間関係が築けるのではないか?
と私は思います。
一人の人を愛すように、作品に寄り添い、
今後も展示巡りを通じて、素敵な作品たちに出会っていきたいです。
それでは、、