ごきげんよう、式部です。
先日世田谷美術館にて「マルク・シャガール 版にしるした光の詩 」を鑑賞したので、
今回はその感想です。
マルク・シャガールとは
ロシア(現ベラルーシ)出身、フランスを拠点に活動した画家。
愛や結婚などをテーマにした作品を多く残していることから「愛の画家」とも呼ばれる。
今回の展示について
神奈川県立近代美術館の望月冨昉コレクションのシャガールの版画集から、
作品約140点を展示。
ストーリーや詩とともに展示され、作品集毎に技法が異なるのが特徴。
世田谷美術館公式動画がとても分かり易かったので、是非こちらもご覧ください。↓
展示の様子
世田谷美術館、美しい。。
— 式部、 (@SHiKiBU_sp) 2023年8月3日
建物の主張が強いわけではないが、自然な美しさ。 pic.twitter.com/O7VUNpCTgd
展示内撮影禁止だった為、展示室内が気になる方は既出の世田谷美術館公式動画をご覧ください。
感想
版画とは思えない色彩や表現の豊かさに驚くと同時に、
シャガールの色彩感覚は通常の色相環の認識とは少しずれているのではないか?
とも思いました。
背景 ポイント(補色的な)
緑→黄
青→赤or緑
黄→赤
赤→青
のように感じる絵が多く、
色彩の魔術師と呼ばれるマティスとも違った色彩表現を感じます。
今回の展示は版画作品でしたが、油絵とも比べてみたいです。
又、作品集『ポエム』では自身の人生を振り返った詩とともに作品を出していますが、
詩からも絵からもシャガールの「愛」に関する貪欲さが窺えます。
思わず「この人は恋してないと絵が描けないのか?」と突っ込みたくなるレベルです。
シャガールは妻であるベラを描いた作品も多く残し、
生涯妻一筋だったことは有名ですが、
絵や詩からもその溺愛っぷりが窺えました。
世田谷美術館とても美しかったのでまた訪れたいです。
行った展示はインスタハイライトにまとめてます。
良かったら覗いてみて下さい。↓
それでは、、