ごきげんよう、式部です。
先日渋谷パークウェースクエア2にて、メゾン マルジェラのインスタレーション展示「シネマ・インフェルノ」を鑑賞したので、今回はその感想です。
メゾン マルジェラとは
1988年フランス・パリで、マルタン・マルジェラが立ち上げたブランド。
「脱構造」や「アンチモード」などの考えに基づき、
古着のリメイクやあえて縫い目を見せるようなコレクションを発表している。
2015年からはデザイナーがジョン・ガリアーノに交代する。
今回の展示について
1Fに服と空間演出によるインスタレーション作品、
地下に約30分の映画作品という2つで構成された展示。
1Fで空間や服を観て、地下で映画を観た後、また1Fに戻ってくるというスタイル。
↓映画はアングルなどが違うかも知れませんが、こちらから観る事ができます。
展示の様子
シネマ・インフェルノ
— 式部、 (@SHiKiBU_sp) 2023年8月11日
at パークスクエア2 pic.twitter.com/yTnqXiDyju
— 式部、 (@SHiKiBU_sp) 2023年8月16日
感想
服が好みだったのは勿論、服を観て映画を観て、また服を観るという体験が新鮮で楽しかったです。
映画も撮り方や上映の仕方が斬新でした。
先ず、既出の動画を観て頂くと分かり易いですが、映画というよりも舞台をそのままLIVE配信として切り取っているかのようになっており、
所々、映画にはないチープな動きやカメラマンの映り込みなどがあり、
映画を観ているのか舞台を観ているのか?それともランウェイの一部なのか?
この正解のなさが面白かったです。
更に、ミラーを用いる事でスクリーンが万華鏡のようになり、
視覚的に自分の立ち位置が分かりにくくなっていました。
映画の内容同様、自身のいる世界や立ち位置、どう世界を認識しているか?というのがこの展示において重要なポイントな気がします。
(※因みに私は映画のSpectral Cowgirl達、銃を持ったお姉さま方がとても好きでした。格好良い、美しい、)
(因みに同行して下さった方のお話によると、「俺たちに明日はない」という映画に少し雰囲気が似ているそうで、そちらの映画も気になってしまいました。)
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FIX5JRS/ref=atv_dp_share_cu_r
映画を観た後にもう一度服を観る事で、
映画の為の服なのか? ファッションの為の映画なのか? ランウェイの為の服なのか? キャラクターの為の服なのか?
と色々考える事もできました。
又、マルタンマルジェラとは異なり、装飾的なのが今のマルジェラなのだなぁと感じました。
(※私はファッションと映画あまり詳しくないので、ぼんやりとした印象です。もし違ったらすみません。)
↓メゾン マルタンマルジェラ時代のコレクション
↓ガリアーノ就任後のメゾン マルジェラ
Dior展でもガリアーノがデザインした作品が展示されていましたが、
私は結構好きですね。
派手&遊び心という感じで面白い服が多い印象を抱きました。
Dior展行ってきた、
— 式部、 (@SHiKiBU_sp) 2023年4月28日
1番好きだったお洋服はジョン・ガリアーノの服(1枚目)、
めちゃくちゃ着たいと思った、
その他写真は私のツボだったポイント pic.twitter.com/GAvPMlxDXB
デザイナーによって、ブランドの雰囲気が一変する事を踏まえて、
ファッションを観るとそれぞれの特色がみれて面白いですね、
今後、ファッションと映画についてもより学んでいきたいですね、
行った展示はインスタハイライトにまとめてます。
良かったら覗いてみて下さい。↓
それでは、、