ごきげんよう、式部です。
先日武蔵野美術大学 美術館・図書館にて「若林奮 森のはずれ」を鑑賞したので、
今回はその感想です。
若林奮とは
日本の彫刻家。
鉄・銅・鉛などの素材を用いて、主に自然や空間などをモチーフに彫刻を製作した。
今回の展示について
若林奮が武蔵野美大在任時に学内工房の一部をそのまま彫刻化した「鉄の部屋」を含め、ペインティング、ドローイング作品も展示。
又、彫刻の制作過程を映像で確認する事もできます。
展示の様子
若林奮 森のはずれ
— 式部、 (@SHiKiBU_sp) 2023年8月3日
at 武蔵野美術大学美術館 pic.twitter.com/q2BXxY4snd
感想
今回感じたのが、「彫刻と絵画の境目」「内と外の境目」「木と森の境目」。
空間はどこから部屋となるのか?という事です。
私達の生活では、あらゆる境界線が存在します。
ドア、窓、国境、
それらは人間によって線引きされる事によって生じる境目です。
では、自然界の場合どうでしょう?
どこからが空でしょう?木はどこから森へと変わるのでしょう?
曖昧な境目が自然界には多く存在します。
それを踏まえると人間によって線引きされた境目も、
ミクロ単位で内外をわける事は難しいです。
表裏一体じゃないですが、内外も人間が勝手に線引きしているだけで、
本当はどこにも境界線など存在しないのではないか??
ついついそんな事を考えてしまいました。笑
又、ドローイングでは、若林奮がどのように空間や森を認識していたのか?
という事も確認する事ができました。
行った展示などはインスタハイライトにまとめてます。
良かったら覗いてみて下さい。↓
それでは、、