ごきげんよう、式部です。
先日迎賓館赤坂離宮を見学したので、今回はその建築メモと感想です。
迎賓館赤坂離宮とは
明治42年に東宮御所として建設された日本で唯一のネオ・バロック様式の宮殿建築物。
第2次大戦後、日本が国際社会へと復帰してからは、外国からの賓客をお迎えする為の国の迎賓施設として大規模な改修を施し、和風別館の新設と合わせて昭和49年に現在の形となる。
平成21年に行われた大規模改修工事の後には、日本を代表する建築の1つとして国宝に指定された。
建築・設計・概要
敷地面積:約12万平方m
本館構造:鉄骨補強煉瓦石構造、地上2階地下1階
延床面積:約1万5000平方m
本館設計:片山東熊が指揮
和風別館:谷口良郎
歴史
1899~1909年:東宮御所として建築
1923~1928年:摂政宮殿下の住居
1945~1946年:皇太子殿下(上皇陛下)の住居
1948年:皇室財産から行政財産、庁舎としての使用に変更
1968年:閣議決定により、迎賓館として大規模改修工事がスタート
1974年:迎賓館として開館
2006年~2008年:旧排水管、情報関係設備、耐震補強のための改修工事を実施。
2009年:国宝指定
2016年:通年一般公開を開始
外観・内装
迎賓館赤坂離宮 羽衣の間 pic.twitter.com/APwiKC2YiZ
— 式部、 (@SHiKiBU_sp) 2024年1月15日
※通常は館内撮影禁止ですが、一般撮影OKの日に訪問したため、ほんの一部ですが、撮影できました。
感想
本当に豪華絢爛で驚きました。
お姫様のお城みたい、是非ドレスアップして訪れたい場所でした。
和洋がちぐはぐに混在していたり、急に中国文化の鳥がでてきたり、テーマの一貫性が曖昧で疑問点も多く残る建物でした。
特にその不思議さを感じたのが、「花鳥の間」です。
天井はフランス人画家が描いた花や鳥の油絵、壁に日本の四季を描いた七宝焼、菊の御紋の入った木製彫刻など、和洋の混在は勿論、
なぜかシャンデリアにスピーカーがついています。
よく見るとちぐはぐな組み合わせなのですが、それすら気にならないほどの豪華さで調和しているような気がします。
今度はより建築の事など勉強して、別館含め見学したいと思います。
それでは、、