ごきげんよう、式部です。
今回はアーティゾン美術館に関する私の建築メモです。
歴史
ブリヂストンの創業者である実業家石橋正二郎の収集した美術品を展示するため、
1952年、東京・京橋に新築されたブリヂストン本社ビル内に開館した。
2019年7月1日にブリヂストン美術館 から改称し、
2020年1月18日にミュージアムタワー京橋内で新たにオープンした。
ARTIZONはART(美術)とHORIZON(地平)を合わせた造語。
建築・設計
設計・監理は、株式会社日建設計、美術館デザインは TONERICO: INC.
縦に層を重ねる6階建ての構成の都市型美術館。
大きく下3階部分(1F~3F)をフリーゾーン、
また上3階部分(4F~6F)を展示室ゾーンに分けています。
美術館入口となる1F~2Fを高さ8mの高透過大型ガラスで囲み、中は吹き抜け構造。
これにより外部から内部を見渡せる開かれた大空間を創出している。
1F床材にテラゾーの大型タイル(1,200mm 角)をオリジナル開発
1F壁面には黒御影石やインド砂岩等の自然素材を使用
3F~6Fの壁面パネルには、バイブレーション研磨した無垢の真鍮カットパネルを採用。
壁面間接照明で金色の柔らかさを演出している。
設備
展示室電気 高品質LEDスポットライトを株式会社YAMAGIWAと共同開発した。
超高演色VIOLED(紫LED)を使用し、調光・調色(2,700K~4,500K)が可能な仕様。
保有する作品や展覧会に関するデータを4Fインフォルームの端末や
4F・5Fに設置したデジタルコレクションウォールで閲覧可能。
また館内のWi-Fi化により、アーティゾン美術館のアプリをダウンロードすると、
スマートフォンで音声ガイドや作品解説を楽しめるといたITを駆使した工夫もある。
倉俣史朗(1934〜1991)による家具を、6階展示室入口のロビーに誰もが座れるように展示・設置している。それ以外のソファや椅子に関してはオリジナルデザインで制作し、空間との一体感を出している。
写真
行った美術館を被写体用インスタのストーリーやハイライトでまとめています、
良ければ覗いてみて下さい。↓
それでは、、