式部日記

多趣味人間の雑記。

K-popを語る | NewJeans 'Cool With You' MV感想

ごきげんよう、式部です。

昨日NewJeansの新しいMVが公開されたので、今回はその感想と個人的な考察です。

あくまで個人的意見なので、あたたかい目で見て下さい。

 

今回のMVについて

今回も前作Dittoの様に、sideA、sideBの2本立てになっています。

ドラマがメインでダンスシーンは少なめ、リップシンクのアップはありません。

NewJeansのメンバー達も物語の一部や傍観者的立ち位置で登場しています。

 

sideA

youtu.be

sideB

youtu.be

 

簡単なストーリー

主人公(女性)は恐らく人外であり、人と人を恋仲にする能力を持っている。

能力発動条件は、主人公が対象人物を見る事。

毎日人間の恋を成就させる日々の中で、ある男性一目惚れをした。

その男性が他の女性と恋仲になる事がないよう、見張る(彼だけを見つめる)。

主人公は自分が彼と恋仲になる為、人間となり無事目的を果たす。

しかし、同じ能力を持つ老男性により、一目惚れした男性と別の女性を恋仲にさせられてしまう。結果主人公は破局してしまう。

(※時間軸をsadeA→sideBと考えた場合)

 

MVに出てくる絵画について

このMVにおいてキーになってくるのが、何度も出てくる絵画である。

絵画はフランスの画家フランソワ=エドゥアール・ピコによる「アモルとプシュケ」

www.meisterdrucke.jp

 

このタイトル、絵画に出てくる「アモルとプシュケ」は、ギリシャ神話のストーリーからきている。

 

アモルとプシュケ

アモルとプシュケはギリシャ神話のストーリーの1つです。

人間と神の恋の話で、人間が神に昇格するというかなり珍しい話です。

(星座になったり、動物になったり、花になったりは、ギリシャ神話上よくある話なのですが、、)

 

あらすじをchatGPTに書いてもらいました。

※上記ではゼウスがキューピッドに救済の依頼をしていますが、アフロディーテが嫉妬し、「プシュケが醜い男と結婚するように」とキューピッドに命令した説もあります。

 

 

※MV絵画の「アモルとプシュケ」は天上宮殿での生活を描いています。

キューピッド(アモル)はプシュケに顔を見せる事ができない為、夜しか会う事ができませんでした。絵画の背景を観ると外が白ばみ朝をむかえている為、寝ているプシュケを横目にベッドから抜け出しています。

 

 

重要単語

プシュケ

古代ギリシアの言葉で息、命、魂などを。因みにラテン語表記すると、「サイコパス」の語源であるPsycheになります。

エロース

ギリシア語で性愛や情熱をより神格化したもの。ローマ神話上では、アモールまたはクピードー(キューピッド)を対応させている。

 

これらを踏まえて

これら神話や絵画のモチーフを踏まえてMVの登場人物を各役割に当てはめる事ができます。

 

主人公:キューピッド

男性:プシュケ??

老男性:同じキューピッド or ゼウス or アフロディーテ

NewJeans:同じキューピッド? or その他妖精など? or 単なる傍観者

 

個人的考察

個人的に感じたのが、「神話と真逆の世界」でした。

従って、神話では結ばれて人間が神の昇格して、本当に素敵なラブストーリーだけど、

現実(≠神話)ではそう理想的に物事は進まないという事なのかなぁと思いました。

 

一応別の可能性も考えたので、書きだしておきます。

・主人公は絵からでてきた美術館の精

・実はsideB→sideAの時間軸が存在している。

・OMGのように、主人公が自分がキューピッドだと思い込んでいる。(全て主人公の妄想)

・男性がプシュケではないから、最後破局する。

感想

本人達の出番が少ないにも関わらず、ストーリーでしっかり引き込まれて最後まで目が離せないMVでした。

前作のDittoよりはモチーフなどが理解し易かったかなと感じました。

 

出だしのヘインちゃんとても好き。

美術館の学芸員?やカフェ店員になっているNewJeans可愛いですね、

ダンスシーンの妖精みたいな白い衣装も似合っています。

 

ダンスはSuperShyとうってかわって、

コンテンポラリーっぽい動きが入っていたり、

少しミュージカルのようなみせ方をしていて気になりました。

sideBで少しだけ観れた'Get Up'はよりメロウ系やアンビエント系っぽいので、

そちらのダンスがどうなるのかも期待大ですね。

 

そして何より、sideBのイケオジ!!!

トニー・レオン!!恰好良すぎ、、

 

色々衝撃のMVでしたが、とにかく曲が良くてメンバーも可愛いので、

沢山MV観たいと思います。

(※今回書きたい事多くてあまり感情整理できなかった、すみません。)

それでは、、