式部日記

多趣味人間の雑記。

展示感想 | ミリアム・カーン「わたしだったかもしれない」

ごきげんよう、式部です。

かなり日が空いてしまいましたが、先日六本木にてミリアム・カーン「わたしだったかもしれない」の感想です。

 

ミリアム・カーンとは

スイス出身の画家。

ユダヤ系のルーツという自身のバックボーンから、様々な社会問題を主題にしている。

 

今回の展示について

2019年から2022年に描かれた作品を中心に、全30点を展示。

世界で起こっている非人道的な事柄を彷彿とさせる絵画により、

”私”個人と世界との関係を見つめなおすような作品になっている。

 

展示の様子

 

感想

絵画にしかできない表現で、色彩の鮮やかさや美しさに対して、

テーマや筆遣いが荒々しく、グロテスクさを感じました。

又、世界で起こっている悲惨な事にテーマを作品として昇華している点や、

社会的な事に目を向けている部分など、

本当に今注目されるべきアーティストであると感じました。

(勿論すでに話題のアーティストである事は承知の上で、)

 

それでは、、