式部日記

多趣味人間の雑記。

お休みしてました。

ご機嫌よう、式部です。

お久しぶりです、約20日ぶりのブログ更新です。

最近仕事や帰省でバタバタしており、なかなかブログを書く時間が確保できていませんでした。

(毎日更新できる方本当にすごい、尊敬です。)

 

やっと少し時間が取れたので、ブログ休止期間に考えていた事や触れたコンテンツの感想など放出できればと思います。

 

久しぶりの帰省

今秋、約半年ぶりに帰省しました。

普段は東京在住で実家は九州なのですが、東京から九州って何気に遠いなぁといつも感じます。

基本的に陸路ではなく、飛行機での移動になるのでそこそこ費用もかかるし、

飛行機でも1時間〜1時間半、2時間くらいはかかるので、

なかなか気軽には帰れません。

 

日本という土地は島の連なりでできている列島なので、

余計に関東と地方との差や距離を感じます。

 

私が東京を初めて訪れたときは、

あまりに地方と違いすぎて驚きばかりでした。

所狭しと並ぶビル、

途切れる事のない人の波、

整備された街並みと対照的に道に捨てられた大量のゴミ、

 

まさに「大量生産」という言葉が似合う街だと感じました。

 

約3年程度ですが、東京に住んでみて感じた地方との差もあります。

1番感じたのが、「機会の差」です。

東京は様々な仕事、施設、文化、人材が集まっている場所です。

それらと触れる機会は、地方とは大きく違うなぁと感じます。

例えば、美術館一つにしても、

地方では県に2〜3程度あるのが通常で、

東京のように区ごとの美術館や都が所有する美術館が沢山ある訳ではありません。

又、海外の画家や新進気鋭のアーティストの展示も

地方では多くありません。巡回展がある程度、

作品や美術館に触れる機会が、

地方と東京では大きく差が有ります。

 

又、大学受験や就職活動に関しても、

東京に住んでいる人は身近にその大学や企業を感じられ、訪問できるという利点があります。

就職活動を東京で行おうと思った際の、費用も東京在住と地方在住ではかなり違います。

地方育ちの私としては、東京住みの方が本当に羨ましく思います。

若い時に沢山の文化に触れる機会がある、

様々なジャンルで活躍する人の話を聴く機会がある、

物理的に身近に企業や大学を感じられる、

様々な職業選択の機会がある、

 

東京育ちの知り合いが「ずっと東京だけど美術館なんて行った事ない。」と話してくれた時に、

思わず心の中で「なんて勿体無い、代わってほしい」と感じてしまう程です。

(勿論、カルチャーに興味がない事が悪いとは思いません。

彼には彼の人生があり、その中で重要でない物だったにすぎません。)

 

久しぶりの帰省で感じたのは、東京は確かに魅力的な街だけど、

地方は地方で「一歩ずつ着実に明日を歩いている」感じがするなぁという事です。

東京の「大量生産大量消費」の生き急いでいる雰囲気とは異なり、

何もないからこそ生まれる創造的な物、自然や伝統を着実に守っていく事が生活に馴染んでいる事を感じます。

 

地方と東京、どちらもそれぞれの魅力があり、

個人的には「普段は東京で生活し、

創作の為に地方に籠る」2拠点生活がしたい気分になってきました。

 

こちらでも美術館やアートフェス巡りをするので、

また感想など書いていきます。

それでは、、