式部日記

多趣味人間の雑記。

展示感想 | 丸尾末広大博覧会 −地下的丸尾劇場−

ごきげんよう、式部です。

先日スパンアートギャラリーにて丸尾末広大博覧会を観てきたので、

今回はその感想です。

 

span-art.com

 

丸尾末広とは

長崎県出身の漫画家・イラストレーター。

官能的でシュールな作風が特徴。

1980年に「リボンの騎士」で漫画家デビュー。

代表作は「少女椿」はアニメ映画化、舞台化、実写映画化と幅広く楽しまれている。

 

展示について

今回は、新作を含むカラー原画16点やエスキース10点程、

「笑う吸血鬼」「かさねが淵」の漫画原稿32点を展示。

原画・原稿の他にフィギュアやグッズなどを販売。

 

展示の様子

 

感想

カラー原画とエスキースを見比べながら、鑑賞できるのは楽しかった。

カラー原画版には描かれているものが、エスキースだと描かれていなかったり、、

製作の途中でイメージが変わったり、アイデアが生まれたりしたんだろうなぁと想像できます。

 

↓下記の絵では、バッタや薔薇、髑髏、蝶がエスキースでは描かれていませんよね、

蝶の部分は余白を取っているので、もともと描く予定だったのでしょう。

背景も微妙に違います。

色を塗った時のバランスが、イメージと違ったのかも知れませんね、

 

作品が良かった一方、”大”博覧会というほどの規模感はなかったなぁと感じました。

普通に”展覧会”や

逆に購入できる事をアピールする為に”即売会”というタイトルでも良かったかなぁと思いました。

私は、スパンアートギャラリーさん初訪問だったので、

展示タイトルとのイメージギャップがありました。

 

他の展示でもそうですが、展示タイトルって難しいですね、

エゴン・シーレ展もほぼウィーン分離派展だったし、、

 

 

行った展示はインスタハイライトにまとめてます、

良かったら覗いてみて下さい。↓

www.instagram.com

 

それでは、、