展示感想 | SYNTH
ごきげんよう、式部です。
先日原宿にあるGallery COMMONにて「SYNTH」というグループ展示を鑑賞したので、
今回はその感想です。
展示について
ロサンゼルスを拠点に活動するインディペンデントキュレーターAMADOURが手がけ、
同じくロサンゼルスを拠点に活動するアーティストや
ロサンゼルスの景観などを表現したアーティスト計6名の作品を展示。
参加アーティストは下記の通り
アーロン・ファウラー
廃棄された日用品を用いて絵画や彫刻、インスタレーションを製作。
アレックス・アンダーソン
社会におけるアイデンティティやセクシュアリティの問題を意識した陶芸品を製作。
エイプリル・ストリート
素材による実験や静物画を製作。
デヴェンドラ・バンハート
ミュージシャン活動をしながら、ペインティングやドローイングを製作。
エリン・デズモンド
女性性の治癒などを目的とした写真、彫刻、インスタレーション、パフォーマンス、ソマティック・ヒーリング(SE療法)の方法論で作品を製作。
セイヤー・ゴメス
ロサンゼルスという都市をテーマにした絵画や彫刻、映像作品を製作。
展示の様子
「SYNTH」
— 式部、 (@SHiKiBU_sp) 2023年7月10日
at Gallery COMMON pic.twitter.com/Fe05Pm2vsk
感想
なかなか攻めた作品が多いなぁと感じました。
一見「なんだこれは?」と思うような作品が多く、
日本人には馴染のない作風のものばかりでした。
海外アーティストさんって素材と素材のドッキングや、
要素と要素を組み合わせるのが得意な方が多い気がします。
やはり、日本で展示・アートと言われると所謂西洋的な絵画・彫刻のイメージが強いです。(私も多分こちらよりの人間)
今回の作品もファインアートに属するものだと言えますが、
ペインティングや彫刻といった方法の中で、絵の具や石膏以外の要素を使っています。
つまり、単純に絵の具のみで描くファインアートではなく、
廃材などの別の要素が加わったファインアートとなっている気がします。
アメリカではこのような作品も広く浸透しているのかも知れない、と感じました。
又、GalleryCOMMONの解放感や建物のお洒落さが魅力的でした。
行った展示などはインスタハイライトにまとめています。
良かったら、覗いてみて下さい。
それでは、、